私たちは、日常のほとんどの動作を前かがみで行っています。パソコンやスマホを始め、字を書いたり、料理をしたり、庭仕事をするなど、頭を下げた状態で前かがみになっているのです。

そのような状態が続き、放っておくと胸の筋肉である大胸筋が縮んで硬くなります。同時に、肩から背中にかけての三角部分の僧帽筋が引っ張られることで、肩が前に出て、肩こりや首こりなどが起こってしまうのです。

また、大胸筋が縮むことで呼吸困難、さらには圧迫によって胃腸の調子が悪くなることもあります。血流も悪くなり、様々な不調がでてきてしまうのです。

しかし、正しい歩き方をすることで、猫背を改善して猫背になりにくい状況を意識的に作っていくことができます。

歩き方を変えて猫背を改善しよう!

大胸筋が縮んで硬くなるのならば、反対に大胸筋を伸ばすようにすると、呼吸も楽になり、内臓の圧迫も軽減します。

歩きながら猫背を改善するにはどのような歩き方をしたらよいのでしょうか?いくつかのポイントをみてみましょう。

1.立って、みぞおちと下腹部を手で押さえて、まっすぐになっていることを確認します。(下腹部が出ないように注意)
2.顎を引いて重心を定め、背筋を伸ばします。
3.みぞおちの奥の方を意識して、足を真っ直ぐ前に出します。
4.つま先をしっかりあげて、踵から着地するようにしましょう。
5.身体は、やや後方に倒します。
6.腕は後ろに引くような気持ちで振ります。大胸筋(胸)を開き、肩甲骨を動かすようなイメージで振りましょう。

正しく歩くことで、猫背を矯正するだけではなく、滞っている血液やリンパの流れも良くすることができ、また、気分を良くする効果もあります。